大学職員になった人

大学職員への転職談を中心に書いていこうと思います。

【転職活動】自己分析の方向性をどこに合わせるか?

転職活動の際、誰もが自己分析について準備すると思います。

自己分析の仕方ではなく、自己分析をどこにつなげていくとよいか、という一例を取り上げようと思います。

 

「あなたは他人からどのように思われていると思いますか?」

「あなたは自分でどのような人だと思いますか?」

普段生活していてなかなか考えないことを改めて面接では聞かれます。

(面倒くさいことが嫌いなだけなのかはさておき)

 

 

こういう類の質問を通して面接で人柄を判断しているそうです。

仕事への向き合い方や、職場のカルチャーに合うかどうか、従業員の雰囲気とマッチするか確認する質問だといわれています。

とすると、自己分析で掘り下げた自分の特性を「スキル(Can)」「意欲(Will)」につなげるだけでなく、「文化・風土(Culture)」に接点をもたせる必要があります。

 

 

◎意欲・スキル

自己分析を通して「スキル(Can)」「意欲(Will)」につながっていくことが多いと思います。

今までの職務とつながることが多いため、職務経歴書を作っているときに考えているのではないでしょうか。。

・Can(できそうか、活かせそうか)

このような仕事をしてきて【プロセス】、このように活かせる【結果・再現性】という話につながっていくことが多いのではないでしょうか。

・Will(意欲はあるか、やってみたいか)

転職理由、志望動機、どのような仕事をしたいか、不足しているスキルをどのように埋めるか、という話につながっていく行くと思います。

 

 

◎志望先の文化・風土に合うか

前述の「Can」「Will」に加えて、「文化・風土(Culture)」という点が重要です。

言い換えれば「合いそうか」というフィーリングに近いものです。

今振り返ると、私はこの「合いそうか」で苦労しました。

面接の30~60分程度で「合う/合わない」を判断されるわけですし、HPや選考の際に自分自身も「合う/合わない」を感じとる必要があります。

新卒就活のときに内定が出た会社はすんなりと決まった、あまり苦労せずに契約をとれた、この人とは話が合う…など例を挙げればきりがないですが、「縁」「相性」といった理由だけではなく、「相手との文化・風土」が似通っているという理由もあると思います。

 

前置きが長くなりましたが、良い縁や相性の合う相手とは「共通点」があるはずです。

面接という場では「共通点」「キーワード」という接点が見つかれば「一緒に働けるビジョンが見えるか」「風土に合いそうか」という印象につながるのではないでしょうか。

 

私は自分の特長、自分ができることを一生懸命に㏚していました。

ただ、「共通点」や「キーワード」についてはあまり準備していませんでした。

結果的に出たとこ勝負でしたが、逆に言えば不合格の理由は接点が弱かったということもできます。

 

 

◎まとめ

・意欲、スキルは職務経歴書を作っているときに考えている

・合う/合わないという印象は縁、相性だけではない

・文化、風土にあう共通点、キーワードを見つける

・不合格でも自分を責めない(接点が弱いだけ…と思うようにする)

 

 

◎おまけ

他の人からの自分の人物評を聞ける「他己分析」の機会があれば参考にしたいですね。

だいたいお酒が入るとそういう話をする人が周りに1人か2人いませんか?

(面倒くさいですが)こういう時にいいアドバイスをくれたりします。

転職サイトを開けば自己分析診断ツールがありますのでそれも参考にしました。

自己分析とは違いますが、ハーバード大学の心理学者ハワード・ガードナー博士が提唱した「多重知能理論」は自分にどのような特徴があり、自分をどのように伸ばせるか参考になりました。

詳細にはふれませんが興味があれば検索してみてください。

(最後に急に違う話になるやつあるある)

 

 

今回のテーマは以上です。

転職活動だけでなく、教育環境のことについてもいずれふれたいと思います。