大学職員になった人

大学職員への転職談を中心に書いていこうと思います。

【転職活動】転職活動の力点

転職活動の事前準備についてふれていきたいと思います。

今回は転職活動の力点についてご紹介します。

 

転職活動をすると徐々に疲れてきます。「これでいいや」と力を抜いてしまうことも正直ありました。

ですが、以下の3点についてはしっかりと軸を作る必要があります。

それぞれ詳細はいずれ触れたいと思いますが、今回は大枠を紹介します。

 

 

 

①自己分析

大学職員になりたいということへの源泉や、ストロングポイント、労働条件の希望など深堀りすることが大切です。

ここで出た内容を資料作成や面接対策に活かしました。

例)長所や短所、得手・不得手、仕事の好み、勤怠条件の希望、勤務地などいろいろ

 

 

②資料の作成

履歴書、職務経歴書はもちろん、場合によっては自己PR書やプレゼン資料を課せられる場合もあります。

内容について今回は触れませんが、煮詰まった場合は転職サイトのセミナーに参加するのもいいと思います。

私もセミナーに参加し、参考にさせてもらいました。

また、資料を印刷・送付するうえで以下も用意しておくと良いと思います。

 

・添え状のフォーマット   ・角形2号A4封筒

・角形3号A4封筒            ・140円切手

・証明写真                         ・クリアファイル

・プリンターのインク       ・のり、テープのり

・コピー用紙

 

また、大学によっては下記の資料を同封するよう指示がある場合があります。

 

保有資格の証明書  ・卒業証明書

・成績証明書     ・健康診断証明書

 

基本は原本の郵送でしょうが、たまに(コピー可)という例もあります。

大学に行けない場合はwebから取り寄せられると思いますので母校のHPでご確認ください。

健康診断書は現在就業中の方はお持ちだと思いますが、自費の場合1万円近くかかりますよね…

 

 

③選考・面接

大きく分けると「筆記試験」「性格診断」「面接」になると思います。

 

・筆記試験

事前に対策したのはSPI程度です。言語分野は対策してもしなくても一定ラインの点が取れるとアドバイスを受けたことがあり、ほぼ非言語分野に時間をあてました。

一般常識も出ましたが特に対策しなくともわかる内容がほとんどです(世界貿易機関WTO、環太平洋パートナーシップ協定→TPPなど)。

論文は大学職員への応募という点から、「大学職員としてどのように本学に貢献できるか」「自己実現したことについて」など、根源的な内容を文章化するケースが多かった印象があります。

文字でびっしり埋まっている答案よりも、項目タイトルや章題を書いたり、タイトルを□で囲むなどビジュアルを整えたりするほうが「レポート作成能力」も評価されると思います。

(応募書類の改行の場所などもできるだけ気を付けていました)

 

・性格診断

転職活動中、多くの性格診断テストを受けることになりました。

結論を言えば、うそをつかずにありのままの回答を心掛けました。

採用側は「診断結果」、「面接時の回答」、「応募書類」にズレがないか、整合性をチェックすることになるので、一貫性のあるPRが必要だと思ったからです。

ある大学では「V-CAT」が出ましたがとても疲れました…

また、別の大学では様々な性格診断が出題され、面接時にデータ資料と付け合わせて「このような結果が出ているが、あなたはどう思うか」などと聞かれたこともあります。

 

・面接

自己紹介、志望動機、転職理由は毎回聞かれることが多いです。

大学職員採用の場合、2~3回の面接が主流でした。

回数を追うごとに問われる内容も変わりますが、「なぜ本学なのか」ということが伝わらないと「待ってました!」と言わんばかりに突っ込んできます。

 

また、ほとんどが個人面接ですがまれに集団面接の場合があります。

転職活動という極めて秘密性の高い活動をしている中、事前に告知していれば理解もできますが、当日告知されたときは違和感を覚えました。

夏場はジャケット、ネクタイは正直しんどかったです。

極力早めに会場付近につき、喫茶店などで汗をひかせ、ジャケットなどのしわを伸ばしてから会場に向かうよう気を付けていました。

 

  

長くなりましたが今回のテーマについては以上です。

次も事前準備についてふれます。転職サイトの利用についてご紹介したいと思います。